
カテゴリー : 学校情報
塾長お勧め 穴場大学
2019年9月3日 カテゴリー:学校情報
今日は私が気になっている大学をお伝えします。その名も
京都先端科学大学
です。
みなさん、「日本電産」という会社を知っていますか。世界43%か国にグループ会社を、連結の従業員は10万人超えの巨大企業です。そこの創業者の永守社長(現会長)は、日本三大社長として知られています(その他の二人はユニクロの柳井社長、ソフトバンクの孫社長)
その、永守会長が買収したのが、「京都先端大学」です。
まずこの大学の大きな特徴の一つは、「英語教育」です。TOEIC650点以上を絶対目標とする!と会長は言っています。それは、日本電産の社員で、東大、京大を出ても英語がしゃべれない従業員をたくさん見てきたからです。そして工学部の半数を留学生にして、授業も英語で行う事を目標としています。
もちろん、英語教育だけではなく本業の工学部、特にモーターの研究にも力を入れていきます。外部講師として、孫社長や柳井社長にも授業をしてもらう事を目論見中とか。
2019年度入試では志願者数が前年度比で、160%と急増中です。
ちなみになぜ私がこの大学に興味をもっていたかというと、この永守会長が好きで書籍もたくさん読んできました。
好きな名言の中に
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」
「人は生まれながらにして、平等ではない。でも平等なものがあるんですよ。それは時間です。一日24時間というのはみんなに平等に与えられています。時間をうまく使って、他人の倍働けば必ずライバルには勝てるんです」
と。特に私は自分自身に自信がなかった事もあり、とにかく人より努力しないといけないという思いがずっとありました。そのため常に人より努力しないといけない!という思いがあり、永守会長の言葉には励まされました。
生半可な事はしないと思うので大学4年間で学べるものは非常に大きいと思います。会長も
「僕は京大を抜くといっている。偏差値で抜くのは100年かかる。だけど、世界には大学ランキングというものがある。これで100年以内に入っているのは、日本では東大と兄弟だけ。101位から200位の間には存在しない。だから、まずは199位までに入ろうと。それで日本3位になる」
と言っています。今は偏差値40前後の大学ですが、今後間違いなく伸びてくると思います。興味がある方は調べてみてくださいね。
大阪の塾に相談へ!
2019年8月22日 カテゴリー:学校情報
毎年引っ越しで県外へ受験する方がいらっしゃいます。関東や関西が多いですね。今回は大阪へ引っ越す方がいたので、知人の塾の方とネット会議をしました。
やはり、愛知県と大阪ではだいぶ違いますね。
まず、大阪では「模試」が非常に重要となります。五木模試という模試があるのですが、これが入試の合否に影響する場合もあります。
また、大阪は私立高校への助成金が非常に多いです。この図を見てください。かなり手厚い助成金じゃないすか!?

そして、驚くべきもう一つの助成金が。なんと、大阪市内の中学生は、塾代も助成金がでるんです!!毎月1万円、ほとんどの方がもらえるみたいです。これはびびりましたね。。全橋本知事の時に大きく受験制度が変わったようです。
ちなみに、今回相談させていただいたのは、大阪の岸和田市周辺で展開する「才塾」です。
http://www.sai-juku.jp/
塾長は怒ると本当に怖いですが(笑)生徒、保護者の信頼が厚いカリスマ講師です(⌒∇⌒)
実はこの才塾の塾長は以前私が勤務していた時の大手塾の後輩です。後輩であり、ライバルでした。当時は1000教室くらいあった塾で、1、2位をお互い競いあっていました。もうかれこれ10年以上前の事のもなりますね。それからお互い独立して頑張っています。
彼は大阪から、私は愛知県から良い教育を広めれていけたらいいね、と語り合っています。大阪圏の方は良い塾なので、興味がある方は一度連絡してみてください。早めに連絡しないと満席になってしまうとの事です。
それではまた。
名古屋大学保健学科の大学院再編
2019年8月21日 カテゴリー:コラム,学校情報
時代の変遷を感じました。名古屋大学大学院は来年4月、保健学科の専攻をAIなどの情報科学分野と融合させる形で再編する事を決めました。
最近では医療業界も、AIやビッグデータを活用しています。この流れはどんどん加速していくでしょう。
定員も現在の65名から10人ほど増加します。教員も医学系の教員のみでなく、工学系の教員も増強していくとの事です。新たな研究成果を出し、国際競争力を強めていきたいという狙いです。
例えば最近では「データサイエンス学部」が新設されてきています。すぐに思いつくだけでも、滋賀大学、横浜市立大学、武蔵野大学などです。横浜市立大学などは、国際社会で戦うために、英語にも力を入れていますね。そして、このデータサイエンス学部をはじめ今後は文系、理系の垣根がどんどんなくなっていくと思います。
時代の流れもあり、毎年新しい学部が新設されます。このブログでも随時情報提供していこうと思います。
来年から始まる大学入学共通テストや英検 現状どうなっているの?
2019年8月6日 カテゴリー:学校情報
センター試験の後の「大学入学共通テスト」や、「英語外部資格」は現在どういう状況なのかをお伝えします。
■大学入学共通テストを活用予定
大学共通テストの利用を決定している大学は、国立 80大学、公立 76大学、私立 345大学の合計501大学です。国立の2.4%、公立の6.1%、私立の30.3%がまだ決まっていない状態です。
ちなみにこの1月実施のセンター試験を利用した大学は国立82大学、公立90大学、私立531大学の合計703大学になります。
■英語資格・検定資格の利用の結果
「利用する大学」が、50.6%、「利用しない大学」が、3.8%、「まだ決まっていない大学」が45.5%です。国立と公立はそれぞれ90.2%と84.1%と利用する大学が多い状況です。
■英語資格をどう活用するか
英語資格があるから、入試に合格したり、試験を受験しなくなったりそういうわけではないんですね。これも学校によって大きく変わります。英語資格をどう活用するか
「まだ決まっていない」大学が48.9%と圧倒的に多いです。
国立は
・共通テストの英語に加点 32.4%
・出願資格 27%
・まだ決まっていない 24.3%
公立は
・まだ決まっていない 53.6%
・共通テストの英語に加点 18.8%
・出願資格 13%
私立は
・まだ決まっていない 56%
・その他 13%
・共通テストの英語に加点 5.8%
となっています。来年から大学入試が変わる、英語の資格が必要だ、と言われていますが、実は検討中の大学が結構多いのが実情です。
英語に関しては実際にどのレベルの級を合格したら良いかイメージしにくいですよね。今言われている事は、国公立だと最低準2級~2級くらいのイメージを持ってもらえたらと思います。今後各学校でも随時説明会があると思うので、注意しておきましょう。
春日井から意外と近い!名古屋南高校
2019年7月29日 カテゴリー:学校情報
今日午前中は仕事で名古屋の笠寺駅まで行っていました。すると、駅に高校生が多数いるんですね。近くに高校があるのかなと思っていたら名古屋南高校でした!もちろん、高校の事は知っていましたが、まさかこんなに近いとはびっくりました!
JR春日井駅から笠寺駅までなんと27分!
金山まで行って、乗り換えます。まず、駅を降りると日本ガイシホールが!

そして駅から徒歩5、6分です。春日井からあまり通う子は少ないですが、春日井から十分通えるじゃないですか!どうしても名古屋「南」とくと遠い感じがしますが、交通の便は良いですね。
進学実績はと言うと、昨年度が
国公立大学 99名合格
とあります。一昨年度からはかなり減っちゃいましたね。私立も南山をはじめ、愛知県内の大学が多いですね。
学校の雰囲気はと言うと、名古屋の高校らしからず、「真面目」です。校則もまずまず厳しいみたいです。良い高校だとは思うのですが、よくよく考えると春日井高校に似ているな~と。それであれば、好みの部活があったり、帰りに名古屋で遊びたいという子以外は春日井高校の方が近くて良いのかなと言う気もします。
ただ距離的には十分通えてレベルも高く良い学校なので、興味がある方は学校見学に一度行ってみたらどうでしょうか(⌒∇⌒)
来年からの大学入試どう変わる?
2019年7月10日 カテゴリー:学校情報
センター試験が今年で終わりますね。そこで今日は来年以降の大学入試に関してお話します。大きな変化は二つあるので一つずつ見ていきましょう。
まず一つ目は
センター試験が 大学入学共通テスト
という名前に変更になります。一体これで何が変わるかというと
従来の選択式に加えて、記述式が増える!
んですね。国語、数学で3問出題予定です。
この記述式国語は5段階で評価されます。ただ国語の記述は自己採点がしずらい事が課題です。しかも、5段階なので、1段階ずれると志望校にも大きく影響が出るんですね。
数学に関しては、この記述部分の正答率が極めて低かったです。3.4%~10.9%と。まだまだ問題の改善余地はありそうですね。
二つ目は、英語ですね。
従来のセンター試験では、「読む」「聞く」のみの試験でした。それが「話す」「書く」の四技能になります。それでは詳しく見ていきましょう。
まず共通テストの英語試験はセンター試験と同じような形で実施されます。これは24年の1月入試まで継続されます。ただその後は英語の外部試験活用に代わる予定です。24年までの間でも英語の外部試験は活用されます。ただその活用、判断は各大学によります。ただこの外部資格に成績として提出できるのは高3の1年間で2回だけなので注意してくださいね。
共通テストに関してはかなり話が長くなるので、何回かに分けてお伝えしていきますね。
中部大学春日丘高校の学費
2019年7月9日 カテゴリー:学校情報
今日は私立高校の学費に関してお話しようと思います。私立大学は授業料以外に、いろいろな名目のお金がかかってきますね。そこで、春日井の方が多く受験する中部大学春日丘高校の学費に関して調べて見ました。
まずホームページからですが、
第1回 |
第2回 |
第3回 |
第4回 |
年額 |
授業料 |
107,100 |
107,100 |
107,100 |
107,100 |
428,400 |
施設充実費 |
12,000 |
12,000 |
12,000 |
12,000 |
48,000 |
空調特別設備費 |
1,500 |
1,500 |
1,500 |
1,500 |
6,000 |
PTA会費 |
1,200 |
1,200 |
1,200 |
1,200 |
4,800 |
生徒会費 |
9,600 |
– |
– |
– |
9,600 |
計 |
131,400 |
121,800 |
121,800 |
121,800 |
496,800 |
- 授業料等は年4回(第1回~第4回)に分けて徴収します。また、事情により改定する場合があります。
- その他修学旅行積立金等があります。
https://www.haruhigaoka.ed.jp/senior/admission/tuition/
上記になります。ただ、それ以外にかかる費用ももちろんあります。
・修学旅行費 1年次に 4回に分けて25,000円ずつ。合計 100,000円になります。国際科は海外留学になるので、650,000円別途かかります。
・日々の生活にかかる費用 4回にわけて 30,000円ずつ。こちらは毎年かかります。
・入学金 200,000円
・入学時の制服代などもろもろ 200,000円
と言った形です。
こう見ると高いと一見高いと思いますよね。ただ、県から助成金など出るのでもう少し安くなります。いろいろ条件はあるのですが、助成金の目安は年収910万円以下が一般的です。
またどこかで助成金のお話に関してはお伝えしたいと思います。一つの目安になればと思います。
2019年度 愛知県の大学入試状況
2019年7月8日 カテゴリー:お知らせ,学校情報
今日は昨年度の大学入試の状況に関してお話したいと思います。
まず大学入試ですが、簡単に言うと国からの補助金を獲得するため合格者数をかなり絞っています。それに加え、センター試験が今年で廃止になるので昨今の受験生は本当に大変だと思います。
簡単に言うと、受験生が
安全志向
になりました。受験生たちがこの状況にびびってしまい、浪人を何としても避けたいがために、志望校を下げる子が多かったです。今年は更にその傾向が強いと思います。全国的な大学受験の状況もお話したいのですが、今日はあえて愛知県の大学に関してお伝えしたいと思います。
例えば国公立法学部だと、例年だったら東大・京大・一橋など狙う層が敢えて名古屋大学法学部にレベルを落としてきました。
私立はもっと露骨です。こちらも受験生が安全志向に走り、南山大学、愛知大学、名城大学のその次のランクの大学の志願者が急増しました。以下前年比志願者になります。
愛知文教大学 335%
名古屋経済大学 304%
愛知東邦大 192%
愛知産業大 187%
日本福祉大 152%
同朋大 145%
愛知工科大 144%
前年比300%超えはさすがに驚きです!こんな状況だと例年余裕で合格する受験生も少し心配になりますね。
もしかしるとみなさんの中には上記の大学の名前を知らない方もいらっしゃるかもしれません。ただ昨今の現状と言うと、
例えば春日井高校の子で、第一志望を南山大学とします。第二志望を愛知大学 第三志望を名城大学としましょう。南山大学がチャレンジ受験で、さすがに、愛知大学、名城大学くらいは合格するだろうと本人も受験生も思っています。ただ実際に受験をしてふたを開けてみると
第三志望にも不合格
という方も結構います。そのため今年度は滑り止めの学校は、普段より少しレベルを落とした学校も受験する事をお勧めします。もしかしたら、「ここまで志望校を下げて受験しないと受けないの!」と思うかもしれません。もしどの学校を受験したら良いかわからない場合は塾や学校の先生に相談してみてくださいね。
高校生は塾いってるの?高校別に見てみました。
2019年6月30日 カテゴリー:学校情報
中学生はそろそろ志望校を決めないといけないですよね。最近では第一志望を私立高校にする人も増えてきました。
私立高校を選ぶ理由のひとつに、学校のPRポイントとして「うちの高校は塾に行かなくてもいいです!」という理由があります。ただ実際は私立の高校でも塾へ通っている人は多いです。そこで、今回は高校別にどれくらいに塾に行っているかお話したいと思います。
■春日井高校
実は入学してすぐに塾にいく子もちらほらいます。名古屋大学や医学部を目指す子は最初から通塾します。
続いては学校の勉強が難しくてついていけれない子も通います。周りがみなレベルが高いので高校に入って驚く子もいます。
部活が終わり高校三年生になると、4割以上行く印象ですね。
■高蔵寺高校
高蔵寺高校はあまり塾に行っていない印象が多いのではないでしょうか。実際春日井の他の高校に比べるとそうだと思います。補修も忙しいですしね。ただ春日井高校同様名古屋大学を目指す子は早めに塾に通います。また、三年生になると通う子も増えてきます。全体ときて2割くらいの印象です。
■春日井南高校
三年生になると結構通い始めます。四割近くいるかもしれません。南高校はいい高校ですが、ただ実際大学進学を考えると、半分以上の順位をキープしておきたいところです。成績があまりよくない子は塾に行かないと受験は厳しいかもしれません。
■春日井西、春日井東高校
高校12年生はほとんど塾にいきません。三年生の夏、もしくは秋ぐらいから塾に通う子が多いです。通い始める時期が比較的ゆっくりなので、 もう少し早く通ってくれれば、志望校に届くのに、と思うこともあります。
■春日丘高校
私立高校はどうでしょうか。まず、最初から中部大学に進学するつもりの子はあまり塾に通わない印象です。ただ、大学で一般受験を考える子は結構塾に通います。啓明コース、特進コースにもいます。ただ学校の面倒見もよいので、公立高校よりは塾に通う子は少ない印象です。
学校の説明会など行くと、「うちの高校は塾に行かなくてもいいです!」
と聞くかもしれません。ただ、実際は塾に通う子も結構いるのは、知っておいてください。
あとは、中学同様高校の勉強がわからなければ、塾で勉強する必要が出てきます。それに高校の勉強は中学と比べられないくらい大変です。
志望校選びの一つ参考にしてもらえたらと思います。
敢えて志望校のレベルを下げて、高校に行くとどうなる?
2019年6月9日 カテゴリー:お知らせ,学校情報
中学校3年生の受験生の中には、あえて志望校のレベルを1つ下げて、勉強面で余裕をもって高校生活を送りたいと考えている方がいらっしゃいます。考えとしてはありだと思います。私の教え子たちの中にも、志望校を下げて、その高校で上位をキープし、指定校推薦でレベルの高い大学に進学する子を多く見てきました。ただし、実はこの考えが、合う子、合わない子が実はいます。高校選びに失敗しないための情報を少しお話したいと思います。
まじめにこつこつ頑張る子は高校でもうまくやっている場合が多いです。特に順位に比べて通知表が比較的良い子(副教科など)が指定校推薦などもらっています。このようなお子さんは高校に入っても継続して努力しますし、それに副教科で通知表の内申を稼ぐ事が出来ます。その結果評定平均が「4.0」を大幅に超えレベルの高い大学に推薦で合格しています。この大学はもともと志望していた1ランク上の高校からでも合格するのが難しいレベルの大学です。どちらかというと女の子にこのタイプが多い気がします。
中学校時代、点数、順位は良いのですが通知表が悪いタイプ。そして地頭が良くあまり勉強をせずにそこそこの成績をとっていたタイプです。このタイプの子は、高校進学して、最初のテストはかなり良い点数を取ります。上位1割以内に入る場合もあります。ただ、こつこつと勉強をする習慣がなく、油断してしまうので高校1年生後半くらいから徐々に成績が下がってきます。特に副教科や嫌いな科目の勉強はさぼりがちで通知表が悪くなりがちです。部活が終わるまでは部活優先でなかなか勉強ができません。部活を引退するのは、3年生の5月です。この時期になっては学力を挽回するのはなかなか大変です。学力は挽回する事は可能ですが、一番大変な事は、部活を引退してすぐに受験勉強モードに切り替える事です。これに時間がかかってしまう場合があります。
上記の考えはあくまでそういうケースが多いというだけで、それ以外のケースも多々あります。ただ長年教育業界で指導していると、そのような傾向が比較的多く見られます。一度参考にしていただければと思います。