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商業高校、工業高校の卒業後

目次

 

商業高校や、工業高校の進路について今日はお話します。私の妹が商業高校卒業のため、実体験をもとにお話しできたらと思います。

 

まず、文部科学省が、発表した今春卒業予定者の就職内定率は、

 

91.9% バブル期並!

 

でした。世間では大卒の人材不足が顕著でその影響で高卒人材もかなりの売り手市場となっています。そのためここ近年の就職状況はかなり良い状態となっています!

 

 

■就職後はどうなの?

 

就職後3年以内の離職率は4割

 

と問題になっています。背景の一つは高卒就活の応募は「原則一人一社」という独自のルールのためです。就職を希望する学生は、自ら直接企業に応募するのではなく、学校を通して応募します。担当の教師は生徒に合いそうな会社を1社か、2社提示し大半は合格となります。そのためさまざまな会社を見る事なく入社し、入社後のミスマッチが起こりやすくなっています。

 

最初は世間でいう有名な大企業に就職することは十分に可能です。ただ、いったんやめてしまうとその後の転職活動では結構苦労します。

 

確かに特に昨今は専門学科の就職先は非常に良いです。ただし、会社を辞めた後の事も想定して進路、進学を決めていきたいですね。

 

■進学はどうなの?

成績上位をキープすると学校から指定校推薦がもらえます。それも結構良い大学の推薦がもらえます。春日井で言うと春日井南高校でも難しいような高校に入ることも可能です。(ちなみに私の妹は中京高校の推薦の打診をされました。妹は最終的に就職を選択しました。)

 

昨今は時代が目まぐるしく変化しています。今の子たちが社会に出るころには、一つの会社で定年まで働く可能性はかなり低くなってきます。普通科、専門家それぞれ一長一短あります。進路選びの参考していただけたら幸いです。